実例:60代後半男性 脳梗塞

(被施術者の男性の許可を取って掲載しております)

2019年(令和1年)
8月中旬
 脳梗塞にて滋賀医科大学に救急搬送され入院。
 入院前日まで自力で歩行していたが、脳梗塞を発症し、自力で動くことが出来なくなる。
2019年(令和1年)
10月中旬
 滋賀医科大学を退院、南草津病院に転院しリハビリへ。
2020年(令和2年)
4月中旬
 リハビリ期間を満了し南草津病院を退院。
 自宅へ戻るが左下肢が麻痺・左手と右足が軽度の麻痺が残る。 自力で立つことはできず寝返りも打てない状態。移動は車椅子が必須。
約8か月間の入院生活で筋力が低下し、
全身硬化、腰・背中など全身にわたって痛みが出ている状態
◎ 施術前の写真

(腰、背中への施術を始める前に2度、足首・ヒザ・股関節の施術を行って、 うつ伏せになることができない身体の状態を改善してから施術を開始しています)

 背中が丸くなりすぎて、体を起こしても顔を下方向にしか向けられなくなっている。 手で施術ベッドをつかんでいないと前方もしくは横に倒れてしまい座っていられない。

 自力で立つことはできない状態。
◎ 1回目の背中への施術後

 背中の丸さが軽減され、手で施術ベッドをつかまなくても座っていられるようになる。
◎ 2回目の背中への施術後

 背中の丸さが1回目と比べてかなり取れています。
座った状態で顔は正面を向けるようになる。
◎ 3回目の背中への施術後

 巻き肩が軽減され、胸の前側が少し開けられるようになりました。 また背中が前回よりも少し伸び、頭部の位置が少し後方へ下がっています。

 前回の写真と見比べると、座り姿勢での重心の位置(へその辺り)が後方へ下がり、身体に近い位置へと改善されている。
筋力が落ちているため車イスは必要ですが、杖を両手に持っての約30m程度の自力歩行が可能になる。

◎ 4回目の背中への施術後

 前回よりも巻き肩がさらに軽減し、背筋が伸びてくる。 重心の位置が体幹に近づき、背骨の土台である骨盤の上に安定して乗せられるようになった。 これにより足においている手の位置が自然と身体に近い方へ下がって来ている。

 今後も引き続き、背骨と足首・ヒザ・股関節の調整を行っていく予定です。


この度ご協力いただきました実例男性はどなたかと申しますと私の父です。
現在の父は食欲も改善され元気に過ごしております。
後遺症などでお困りの方は、お辛い症状が少し改善する可能性があります。
是非一度、ご来院下さい。


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